Cline 連携
VS Code で Cline 拡張機能を使って QCode.cc API を利用する
Cline 連携¶
Cline は VS Code 向けの AI プログラミング拡張機能(数百万インストール)で、任意の AI モデルやカスタム API エンドポイントに対応しています。Plan / Act の 2 モード、ファイル編集の diff プレビュー、ターミナル実行、MCP ツール呼び出しを標準搭載しています。Cline と QCode.cc API を組み合わせることで、VS Code 内で低コストに Claude や GPT などのモデルを利用できます。
Cline を選ぶ理由¶
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ゼロマークアップ:モデル料金への上乗せなし、QCode.cc API の料金のみ
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マルチモデル切り替え:同じインターフェースで
claude-opus-4-8、claude-sonnet-4-6、gpt-5.xなどを切り替え可能 -
VS Code との深い統合:サイドバーパネル、インラインコード操作、ファイル編集の diff プレビュー、自動承認
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Plan / Act の 2 モード:先に計画してから実行 — 複雑な変更も制御しやすい
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完全オープンソース:コードが透明で、コミュニティが活発
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MCP 対応:Model Context Protocol で外部ツール(DB、ブラウザ、ドキュメント)に接続
インストールと設定¶
ステップ 1:Cline 拡張機能のインストール¶
VS Code で:
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拡張機能パネルを開く(
Ctrl+Shift+X/Cmd+Shift+X) -
「Cline」 を検索
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インストール をクリック
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インストール後、左側のアクティビティバーに Cline アイコンが表示されます
Cline にはコマンドライン版(Cline CLI)もあり、同じ設定をターミナルで再利用できます。本ガイドでは VS Code 拡張機能を中心に説明します。
ステップ 2:QCode.cc API の設定¶
QCode.cc の API キー(cr_ で始まる)1 本で、Anthropic プロトコルと OpenAI プロトコルの両方に対応します。Cline には 2 通りの接続方法があり、どちらか一方を選べば OK です:
方法 A:Anthropic 互換(Claude モデルに推奨)¶
Cline の設定(歯車アイコン)の API Provider ドロップダウンで 「Anthropic」 を選択し、以下を入力します:
| 設定項目 | 値 |
|---|---|
| API Key | QCode.cc の API キー(cr_ で始まるもの) |
| Use custom base URL | チェックを入れて https://api.qcode.cc/api を入力 |
| Model | claude-sonnet-4-6(推奨)または claude-opus-4-8 |
SDK は Base URL の後ろに自動で
/v1/messagesを追加します。そのため Base URL は/apiまでで止め、/api/v1/messagesと書かないでください。末尾のスラッシュも付けないでください。
方法 B:OpenAI 互換¶
API Provider ドロップダウンで 「OpenAI Compatible」 を選択し、以下を入力します:
| 設定項目 | 値 |
|---|---|
| Base URL | https://api.qcode.cc/openai/v1 |
| API Key | QCode.cc の API キー(cr_ で始まるもの) |
| Model ID | claude-sonnet-4-6、claude-opus-4-8、gpt-5.5 など |
OpenAI 互換モードは
/chat/completionsエンドポイントを使い、Claude と GPT の全ラインナップに同じ画面からアクセスできます。
ステップ 3:接続の確認¶
Cline のチャットボックスに簡単なメッセージ(例:「Hello」)を入力し、返答があれば設定完了です。
ターミナルで curl を使って自己確認することもできます(401 が返れば、パスは正しく認証情報だけが欠けている状態です):
# Anthropic プロトコル
curl -i https://api.qcode.cc/api/v1/messages \
-H "content-type: application/json" \
-d '{"model":"claude-sonnet-4-6","max_tokens":16,"messages":[{"role":"user","content":"hi"}]}'
# OpenAI プロトコル
curl -i https://api.qcode.cc/openai/v1/chat/completions \
-H "content-type: application/json" \
-d '{"model":"claude-sonnet-4-6","messages":[{"role":"user","content":"hi"}]}'
バックアップノード¶
同じキーは 4 つのアクセスドメインで利用でき、互いにバックアップになります。メインドメインが不安定な場合は、Base URL の api を下表の対応サブドメインに置き換えてください:
| ノード | Anthropic プロトコル Base URL | OpenAI プロトコル Base URL |
|---|---|---|
| デフォルト | https://api.qcode.cc/api |
https://api.qcode.cc/openai/v1 |
| アジア太平洋(中国本土で優先) | https://asia.qcode.cc/api |
https://asia.qcode.cc/openai/v1 |
| 米国 | https://us.qcode.cc/api |
https://us.qcode.cc/openai/v1 |
| 欧州 | https://eu.qcode.cc/api |
https://eu.qcode.cc/openai/v1 |
中国本土のユーザーは
asia.qcode.ccを優先すると、通常もっとも低遅延です。詳細は 接続点と API フォーマット を参照してください。
Plan / Act の 2 モード¶
Cline はチャットボックスの下に Plan / Act の切り替えを備えています:
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Plan(計画):Cline はコードを読み、質問し、実装方針を提案しますが、ファイルは変更しません。着手前に要件をすり合わせるのに最適です。
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Act(実行):Cline が実際にファイルの作成・編集、コマンド実行、ツール呼び出しを行います。各変更は diff で表示され、承認または自動承認できます。
典型的なワークフロー:まず Plan モードで方針を整理・確認させ、次に Act モードに切り替えて段階的に実装します。複雑なタスクでは、推論力の高い claude-opus-4-8 で計画し、コスパに優れる claude-sonnet-4-6 で実行するのがおすすめです。
使い方のヒント¶
1. モデル選択のおすすめ¶
| シーン | 推奨モデル | 説明 |
|---|---|---|
| 日常的なコーディング | claude-sonnet-4-6 |
高速・高コスパ、1M コンテキスト |
| 複雑なアーキテクチャ設計 / Plan | claude-opus-4-8 |
最高の推論能力、フラッグシップ |
| 軽量タスク / 文言修正 | claude-haiku-4-5 |
最も低コスト |
| GPT スタイルが必要 | gpt-5.5 / gpt-5.4 |
OpenAI プロトコルで直接選択可能 |
価格の詳細は 課金について を参照してください。
2. MCP ツールの設定¶
Cline は Model Context Protocol(MCP)に対応しており、モデルから外部ツール(DB クエリ、ブラウザ、ドキュメント検索など)を呼び出せます。Cline の MCP Servers パネルでサーバーを追加します:
{
"mcpServers": {
"filesystem": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/path/to/project"]
}
}
}
MCP サーバーは上流モデルから分離されており、QCode.cc に Anthropic / OpenAI のどちらのプロトコルで接続してもツール呼び出しは正常に動作します。各サーバーのインストール手順やパラメータは、そのツールの公式ドキュメントを参照してください。
3. プロジェクト単位のカスタム指示(.clinerules)¶
プロジェクトのルートに .clinerules ファイルを作成すると、そのリポジトリ固有のコンテキスト(コードスタイル、技術スタックの規約、ディレクトリ構成など)を固定で注入できます。Cline は毎回の会話でこれらのルールを含めるため、繰り返し貼り付ける必要がありません:
# .clinerules
- 全体で TypeScript(strict モード)を使用
- src/lib 配下のユーティリティを優先的に再利用
- コミット前に `pnpm test` を実行
ルールファイルのフィールドや高度な使い方は、Cline の公式ドキュメントを参照してください。
4. 画像入力(画像の読み取り)¶
claude-opus-4-8、claude-sonnet-4-6、GPT-5.x はいずれも画像入力(ビジョン)に対応しています。UI のスクリーンショット、エラー画面、アーキテクチャ図を Cline のチャットボックスに直接ドラッグして、画像をもとにコーディングやデバッグをさせられます。
注意:ここで言うのはモデルに画像を読み取らせることです。画像を生成したい場合は、gpt-image-2 画像生成(モデル名
gpt-image-2)を使用してください。
5. 自動承認とコスト管理¶
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設定では「ファイル読み取り」「ファイル書き込み」「コマンド実行」ごとに Auto-approve を有効化でき、中断を減らせます。リスクの高い操作には手動確認を残すのがおすすめです。
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Cline はリクエストごとのトークン使用量と推定費用を表示するため、支出を把握しやすくなります。複雑なタスクは Plan モードで範囲を絞ると、無駄なやり取りを避けられます。
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大規模なコードベースでは、モデルにプロジェクト全体を読ませるのではなく、
@(ファイル/フォルダ/URL の指定)で正確なコンテキストを与えると、トークンを節約でき、より焦点が絞られます。
6. Claude Code CLI との併用¶
Cline と Claude Code CLI にはそれぞれ強みがあり、併用をおすすめします:
| シーン | 推奨ツール |
|---|---|
| VS Code 内での素早い編集 | Cline |
| 複雑なプロジェクト分析 | Claude Code CLI |
| 複数ファイルのリファクタリング | Cline |
| Git 操作、コードレビュー | Claude Code CLI |
| コードベース全体の移行 / レビュー | Claude Code CLI(サブエージェント) |
| CI/CD の自動化 | Claude Code CLI(ヘッドレスモード) |
7. 共有クォータ¶
Cline と Claude Code CLI は同じ QCode.cc API キーを使用し、プランのクォータを共有します。ツールごとに別のキーを申請する必要はありません。
よくある質問¶
接続に失敗する / 401 / 404 の場合¶
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Base URL の末尾に余分な
/がないか確認 -
Anthropic モードでは Base URL を
/apiまでにする(SDK が/v1/messagesを補完)。フルパスを手書きしない -
OpenAI モードでは Base URL を
/openai/v1までにする -
API キーが
cr_で始まり、完全にコピーされているか確認 -
バックアップノードへの切り替えを試す(例:
asia.qcode.cc) -
ネットワークが QCode.cc サービスにアクセスできるか確認
モデルリストが空の場合¶
OpenAI 互換モードでは、Model ID の入力欄にモデル名(例:claude-sonnet-4-6)を手動で入力してください。リストからの選択は不要です。
Plan モードでファイルが変更されない¶
これは想定どおりの動作です。Plan モードは計画のみで、Act モードに切り替えてから変更が書き込まれます。
設定は正しそうなのに 401 が出る¶
401 は通常、パスは正しく認証だけが失敗している状態を意味します。API Key が完全か、Provider の種類(Anthropic か OpenAI Compatible か)と対応する Base URL を正しく選んでいるか、再確認してください。
次のステップ¶
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接続点と API フォーマット で全プロトコルとドメインを確認
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Aider 連携 で QCode.cc 対応のもう一つのオープンソースツールを確認
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VS Code 連携 で Claude Code 公式拡張機能を確認
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課金について で料金の詳細を確認
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